PARC TOP世界を知る学校08.食料危機がやってくる!?

08.食料危機がやってくる!?
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経済のグローバル化によって世界が一つの「市場」になった現在、わたしたちの日々の「食」や「食のあり方」は、世界の貿易、金融・投資の影響をいやおうなしに受けています。中国をはじめとするアジア、そして世界の国々とわたしたちの食卓は、無関係ではありません。このクラスでは、世界に貧困と格差を生みだしてきた食糧政策と貿易のしくみを学んだ上で、わたしたちの日常にある食品や、日本の食と農の現実と構造を知っていきます。同時に、日本の生産者による有機農業の推進や市民レベルの取り組みなどのオルタナティブな事例を通して、日本そして世界のすべての人にとっての「食糧主権」の実現を考えます。

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講座の内容
・2009年5月〜12月
・基本的に隔週木曜日 19:00〜21:00
・全14回/定員30人
・受講料38,000円
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日程

Part.1 世界食料危機の構造と歴史
5月21日
オリエンテーション
どうなっている? 日本と世界の食と農
■大江正章(コモンズ代表)

食と農の現状をできるだけ身近な視点からお話しします。もっとも危機に瀕しているのは、日本の従来型の農業と多くの都市住民のライフスタイルではないでしょうか。

6月4日
フード・ウォーズの時代!?
「世界食糧争奪戦争」の構図と私たちの食
■古沢広祐(国学院大学教員)

2008年から激動の時代に突入しました。「食・農・環境をめぐるパラダイム戦争」として、時代を読み解いていきましょう。

6月18日
豊かな国をより豊かに、貧しい国を
より貧しくさせてきた食糧政策
■佐久間智子(PARC理事)

食料価格は今後も長期的には上昇が見込まれます。世界の最貧国と日本が食料の大半を海外に依存するようになった背景を知り、より公正で持続可能な食料需給のあり方を考えます。

7月2日
食えなくなる世界の農民@
アジアの農民を苦しめる
WTO/FTA、食糧投機の流れと輸出型農業
■大野和興(農業ジャーナリスト)

いま世界は「農民解体」ともいえる状況が進行している。その背景に何があるのか、その後に来る世界はどういうものか、を考察し、そうではない世界を展望する。

7月16日
食えなくなる世界の農民A
バイオ燃料とアフリカの農民の暮らし
■稲泉博己(東京農業大学准教授)

バイオ燃料は最近の世界情勢の中でも極端な浮沈を見せている事例の一つです。この動きがアフリカの農民にどのような影響を与えているのでしょうか。皆さんと一緒に考えたいと思います。

Part.2 グローバル化と私たちの食
7月30日
食には未来をひらく力がある
連載「食卓の向こう側」を取材して見えたもの
■渡辺美穂(西日本新聞社「食 くらし」取材班)

「呆食」の男女が子育てする現在。心身の健康、家族、地域、社会で多々問題が起きていますが、批評だけでは何も変わらない。食から始まる「命を守る運動」を紹介します。

9月10日
中国の食と農の現実と日本の食卓
■吉川成美(西安交通大学西部発展中心 研究員/早稲田環境塾 研究員)

中国の農村は大きく変化しています。経済格差・環境問題は人々の暮らしを分断しつつあります。中国の食と農の変化は日本に、世界にどのような影響をもたらしているのでしょうか? 中国の農村に住む人々、食品加工企業に働く人々はどのような暮らしをしているのでしょうか? 日本と中国を、農業の現場、人々の暮らし、食卓の背景をとおして考えてみましょう。

9月24日
マグロやウナギからみる
食のグローバル化・その問題点
■井田徹治(共同通信社科学部)

サバやマグロ、ウナギなど身近な魚が乱獲によって急減、代わりに世界各地から日本の食卓に運ばれてくるようになりました。その現状と問題点を考えみたいと思います。

10月8日
食品表示をめぐるウソ・ホント
食品偽装は消費者にも責任アリ
■榊田みどり(ジャーナリスト)

食の安全を確保するためにどうするかは、制度や規制だけではなく、消費者がどんな食を選ぶかという行動や意識の問題でもあるということを、みなさんと一緒に考えたいと思います。

10月22日
ますます増える遺伝子組み換え作物
世界市場を寡占する種子会社
■天笠啓祐(市民バイオテクノロジー情報室代表)

世界の種子の大半がモンサント社などバイテク多国籍企業によって握られ、家族経営農業が崩壊している。食糧生産の企業支配が強まっているその現状と問題点を一緒に考える。

Part.3 世界で、日本で、
食糧主権をとりもどす動き

11月5日
食の安全と食糧安全保障を同時に取り戻す―その道筋の実践例
■田坂興亜(アジア学院常任理事/アジア学院元校長・理事長/元国際基督教大学教授)

中国産餃子による中毒事件を発端にした食の安全の問題と、8億人を超える人々が飢えに直面する食糧危機の問題を同時に解決する道筋を、具体的な実践例を参考に探りたいと思う。

11月19日
再び地域のチカラをとりもどす
―ラダックと日本
【映画を観る】ドキュメンタリー『懐かしい未来:ラダックから学ぶ』(短縮版27分)
■鎌田陽司(懐かしい未来ネットワーク代表)

伝統的な社会から近代化・グローバル化による変化、そして再び地域へ。ラダックを鏡に私たちの現在を再考し、未来を構想します。

12月5日(土) 11:00〜14:00
ライスパワーで自給率UP!
米粉で料理をつくってみよう
■サカイ優佳子/田平恵美(フードコンサルタント/食育ワークショップ「食の探偵団」主宰)

ふだんの料理が、米粉を使うことで簡単に、ヘルシーに変身。米粉パンや和菓子づくりだけではもったいない。米粉のさまざまな活用方法をおいしい料理とともにご紹介します。

12月17日
有機農業への追い風
地域に広がる食と農の新しい動き
■大江 正章(コモンズ代表)

2006年12月に有機農業推進法が成立し、日本の農業は大きく変わりつつあります。都市から「限界」集落までの注目すべき事例を紹介。今後のめざすべき方向性を明確に示します。

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