PARC TOP環境と暮らしの学校21.森・川・海―さあ、コモンズの旅へ

21.森・川・海―さあ、コモンズの旅へ

「環境にも優しく、自分らしく生き生きと働ける仕事がしたい」と願っているあなた。農業・林業やエコショップ、環境NPO・NGO、半農半X、こだわりの素材を使ったレストランなど、その選択肢は多様にあります。このクラスでは、すでにエコを仕事にしている多彩な講師陣の現場を訪ね、仕事のやりがいや楽しさ、難しさをも学ぶと同時に、それぞれの方の暮らしの豊かさを五感を使って感じるクラスです。私たちの仕事と生き方をみつめなおし、「エコ仕事」への一歩を踏み出してみませんか? たくさんの出会いと生きるヒントがぎっしりつまったクラスです。

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ご参加にあたって
・各回のみの単発参加も可能です(参加費は各回で異なります)
・事前学習会の会場はPARC自由学校になります
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内容と日程


21-4.北海道・オホーツク地域を訪れる
9/19(土)〜22(火・休)3泊4日 ※申し込み締切日 8月27日 
オホーツクの森と海、そしてアイヌ民族の歴史と現在




冬には流氷で知られる北海道北東部のオホーツク地域は、オホーツク海の沿岸漁業や、広大な土地を利用した酪農など第一次産業の盛んな地域です。この地で、漁師をしながらアイヌ民族の伝統捕鯨の復活をめざす方がいます。また、自らの所有林をアイヌ民族の文化伝承のできる森として次世代に引き継いでいきたいと願う方がいます。こうした方々の協力のもと、オホーツクの自然と人間との関係、そしてアイヌ民族の歴史と現在につい学ぶ現地訪問ツアーを行いたいと思います。北の大地と海に触れながら、自然と人間との持続可能な関わり方について一緒に考えてみませんか?



参加費
4,0000円
(昼食4回、夕食3回、朝食3回、宿泊費、 現地での交通費、保険、事前学習会参加費、企画費込み)
実施協力
さっぽろ自由学校「遊」
事前学習会
日時:2009年9月4日(金)19:00〜21:00
講師:上村英明(恵泉女学園大学教員)
プログラム
   スケジュール 宿泊
9/19(土) 8:00 札幌駅出発(貸切バス)
12:50紋別着 紋別空港へ参加者迎え
13:00 紋別市内着・昼食
14:00 紋別市内出発
14:30 上藻別着
鴻之舞金山、沈殿池など鴻之舞の歴史、現状についてお話を聞く
沈殿池・鉱山跡地の見学
17:00 上藻別出発
17:30 宿泊先「旅の宿からまつ」着
18:00 夕食
19:00 「からまつ」出発
19:30 オホーツクタワー・夜の海中観察会
20:30 「オホーツクタワー」出発
20:45 「からまつ」到着
旅の宿からまつ
紋別市緑町5丁目
Tel.0158-24-8415
9/20(日) 8:00 起床・朝食
9:00 宿を出発
9:30 【三室番屋】着
三室番屋復活プロジェクトやサケ番屋の歴史について学ぶ
コムケ湖ガイドツアー
12:00 昼食
13:00【三室番屋】出発
13:30 藻別川を河口へ向かいながらサケの遡上見学
   サケの遡上が見られるポイントを歩く
15:30【藻別川河口】着
16:00【流氷科学センター】着
森と海の繋がり、流氷などについて学ぶ
18:00【流氷科学センター】発
18:30 夕食
旅の宿からまつ
紋別市緑町5丁目
Tel.0158-24-8415
9/21(月/祝) 早朝 宿を出発しサルル漁港着。漁船で海へ
漁業、アイヌ伝統捕鯨についてお話を聞く
10:00 帰港。宿へ
10:30 宿で休憩
12:00 昼食
13:30 宿へ
14:00 希望者は【草鹿牧場】へ行き牧場見学
酪農、産廃施設、有機農業について、アイヌ文化伝承の森についてお話を聞く。
15:30【草鹿牧場】出発
16:00〜18:30 からまつの宿にて地元の方との交流
19:00 夕食&懇親会
旅の宿からまつ
紋別市緑町5丁目
Tel.0158-24-8415
9/22(火/祝) 8:00 起床・朝食
9:00【オムサロ遺跡公園】着
 擦文文化、オホーツク文化など、古代の歴史を知る
 森と海の恵みを得て、豊かな暮らしがあったことを考える
 食用・薬用に利用した植物について学ぶ(アイヌ文化)
11:00【オムサロ遺跡公園】発
11:30 昼食
12:30 紋別空港&札幌へ
13:00 紋別空港着
18:00 札幌着
※札幌空港から東京へ帰られる方は20:00以降の便をお薦めいたします。
◆天候によってスケジュールが変更になる可能性があります。
◆本ツアーは現地集合・現地解散となります。
◆参加費には現地往復分の交通費は含まれておりません。各自で交通手段をご手配下さい。

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21-3.富士山麓に出かける
8/22(土)〜23(日)1泊2日 ※お申込終了しました
入会(いりあい)の森がはぐくむコモンズ




富士の裾野に広がる広大な自然。ここには何百年の歴史の中で地元住民が守り育ててきた「入会地」があります。原野を切り拓き、自然の恵みを生活の糧とするため、人びとは古くから土地を共同で管理・利用するという暗黙のルールを築いてきました。入会地では、寄り合いによって村人が採取する植物や土地に入る日など細かなルールが決められています。現在、富士山北面の標高800-3360メートルにわたる8100ヘクタールが、入会地として「富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合」によって管理されています。この入会地には、国策や戦後の占領政策によって幾多の危機に瀕し、その度に住民たちが闘ってきた歴史があります。そこには「共有財産を住民で守る」という強い意志があったのです。現在は、新しい森の創造や森林の多面的な価値の見直しに重点を置き、環境教育の場としても多くの人に愛されています。森の中でおいしい空気を体いっぱい吸い込んで、森の力と人びとの思いを感じましょう。



参加費
2,6000円
(夕食1回、朝食1回、昼食1回、宿泊費、現地での交通費、保険込み)
案内人
齋藤暖生(東大演習林助教)
磯村洋之(富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合)
事前学習会
日時:2009年8月8日(土)14:00-16:00
講師:齋藤暖生(東大演習林助教)
プログラム
  スケジュール 宿泊
8/22(土) 13:00 富士吉田駅集合 移動しながらオリエンテーション
14:00 富士北麓入会地の展望(富士山5合目orホテルマウント富士)
15:00〜17:00 入会団体=旧11ヶ村めぐり(単独入会地の見学:忍野)
17:00〜18:00 チェックイン東京大学富士演習林案内―演習林と入会(東大・齋藤)
18:00〜懇親会
東京大学山中寮もしくは御師の宿
8/23(日) 7:30 朝食
8:30〜12:00 入会地見学(北富士演習地、分割利用地、共生林ほか):個別的共同利用形態、直轄利用形態、分割利用形態、契約利用形態を見る:入会地植生の歴史的変化
12:00 昼食(吉田うどん)
12:40〜13:30 富士吉田市歴史民俗博物館
13:40〜15:40 恩賜林組合林業センター(恩賜林庭園、議場)見学緑陰講義「北富士入会のいま」(恩賜林組合・礒村)案内人、参加者による2日間のまとめ
16:00 富士吉田駅解散
 
◆本ツアーは現地集合・現地解散となります。
◆参加費には現地往復分の交通費は含まれておりません。各自で交通手段をご手配下さい。



21-2.山口県熊毛郡上関町長島を訪れる
  7/31(金)〜8/2(日)終了しました
宝の海を守るために ―原発の新規建設に直面する漁民




瀬戸内海に浮かぶ小さな島とその周囲は、海からの宝であふれています。世界的に希少な貝類をはじめ、スナメリ(小型クジラ)やナメクジウオ・カラスバトなど、他地域では絶滅に瀕した生物が豊かな自然環境の中で生きています。また漁民たちはこの海で漁をし、自然の恵みを得ることで生計を立ててきました。しかしこの地は、現在中国電力の上関原発建設計画予定地になり、海や陸地での100数箇所箇所のボーリング調査などによって、生態系や自然環境への深刻な被害が懸念されています。経済優先の「開発」によって脅かされているこの事態に、住民たちは立ち上がり県内外へと発信をしています。この旅では、長島の海の豊かさをまず全身で感じ、動植物についてのフィールド調査体験や現地の市民団体との交流を行ないます。長い歴史とともに人びとが大切にしてきた自然環境や水産資源を、再び「海のコモンズ」として取り戻そうとする人びととの出会いの旅です。



参加費
3,8000円
(朝食2回、昼食1回、夕食2回、宿泊費、現地での交通費、保険込み)
案内人
高島美登里(長島の自然を守る会)

事前学習会
日時:7月25日(土)13:30-15:30
講師:水口憲哉(資源維持研究所主宰)
プログラム
   スケジュール 宿泊
7月31日(金) 15:15 柳井港集合(JR柳井港駅から徒歩3分)
15:30 定期船で柳井港から出航
16:00 室津港から守る会メンバーが乗船
16:40 祝島到着 徒歩にて民宿に移動。
17:00 祝島島民の会事務所へ徒歩にて移動。
高島さんによるツアーオリエンテーション
(長島、祝島の現状、状況などについて)
17:30 島民の会にて夕食(弁当)
18:00 学習会−祝島の闘いの歴史と現状
講師:山戸貞夫さん(祝島島民の会代表)(DVD上映とお話)
20:00 交流会(アルコールも交えて懇談)
21:00 散会 民宿に移動
○みさき旅館
〒742-1401
山口県熊毛郡上関町大字祝島184
Tel.0820-66-2001

○はまや旅館
〒742-1401
山口県熊毛郡上関町大字祝島66
Tel.0820-66-2018
8/1(土) 7:30 起床
8:00 島民の会事務所で朝食
島内見学 案内人:橋部さん(郷土史研究家)(練り塀・氏本農園)
氏元農園へトラックの荷台にて移動。
案内人:氏本長一さん
12:30 祝島出発
13:00 室津港到着
13:15 昼食(おふくろ食堂予定)
14:00 室津出発 車にて見学をしながら移動。
15:00 「人々のつどいの家」到着 植物調査
17:00 「人々のつどいの家」帰着
18:00 夕食(BBQ)
19:00 学習会 長島の自然生態系の価値と上関原発計画の現状 講師:高島さん
21:00 交流会(アルコールも交えて懇談)
22:00 就寝
人々のつどいの家(田ノ浦)
8/2(日) 7:00 起床
7:30 朝食 掃除・片付け
8:30 徒歩にて田ノ浦へ移動。視察。
可能であれば船にて田ノ浦視察・スナメリウォッチング
11:00 視察終了
11:30 「人々のつどいの家」帰着
まとめ:案内人、参加者で3日間のシェアリング
12:20 「人々のつどいの家」出発
12:55 蒲井港より定期船で柳井港へ
13:40 柳井港到着
解散
  
◆本ツアーは現地集合・現地解散となります。
◆参加費には現地往復分の交通費は含まれておりません。各自で交通手段をご手配下さい。




21-1.徳島県吉野川流域を訪れる
  7/18(土)〜20(月・祝) 終了しました
 川はみんなのもの―森林保全をとおした"緑のダム"への転換をめざす




川はもともと流域に住む人びとのものでした。豊かな水の流れは暮らしに恵みを与え、人はまた川とのつきあいの中で労働の喜びやくつろぎを得て、自然との共生という文化を次世代へ伝えてきました。しかし明治時代以降の近代化以降、治水・利水は中央集権化され、開発が進むにつれて人と川との関係は分断されてしまいました。

高知県・徳島県を流れる吉野川では、2000年1月、日本で初めて住民投票によって国のダム計画(可動堰建設)が白紙となりました。しかし可動堰が必要との姿勢を変えない国に対して、その後も住民運動は可動堰に変わる「緑のダム」方式への転換を盛り込んだ提言活動を地道に行なっています。この旅では初日に吉野川第十堰周辺を、2日目には吉野川流域の森林を歩きます。手入れの行き届かない放置された人工林を歩き、人工林荒廃が土砂災害や洪水の原因になっている状況を現場から学びます。川と森は有機的につながっていること、縦割り行政が川と森を分断していることの悲劇を、地元NPOや住民の方々のお話しを伺いつつ学びます。「川はみんなのもの」という基本に立ち、吉野川の未来と豊かな川文化の再構築をめざす取り組みにふれる旅です。


参加費
3,8000円
(朝食2回、昼食2回、夕食2回、宿泊費、現地での交通費、保険込み)
案内人
姫野雅義(NPO吉野川みんなの会代表理事)
堀川 正(猟師/山のスペシャリスト)
事前学習会
日時:2009年7月10日(金)19:00〜21:00
講師:関 良基(拓殖大学教員)
プログラム
   スケジュール 宿泊
7/18(土) 13:00 JR徳島駅集合
13:30 吉野川河口干潟を見学
15:00 吉野川第十堰の見学
16:30 姫野雅義さん(NPO吉野川みんなの会代表理事)の講義
「吉野川可動堰問題と住民運動の15年にわたる取り組み」
18:00〜懇談会
第十堰の畔に建つ住民運動の拠点「お堰」
7/19(日) 7:00 起床・朝食
8:30 善入寺島 日本最大の河畔林(水害防備林)見学
12:00 昼食
13:00 堀川正さん(猟師/山のスペシャリスト)と合流
14:30 上勝町にて、ゴミゼロ宣言の町・上勝町のゴミ政策を知る。
15:00 横石知二さんの講義「紅葉の葉っぱを売る「いろどり」の取り組みについて」
16:00 地域資源を利用した地域振興の取り組み:木材チップ・ボイラーの見学
17:00 夕食
18:00 日本で初めて国のダム建設計画を撤回させた前木頭村長・藤田恵さんの講義&懇談会
月が谷温泉
〒771-4501
徳島県勝浦郡上勝町福原
Tel.0885-46-0203
7/20(月/祝) 7:00 起床・朝食
8:00 上勝町高丸山の広葉樹自然林を見学
11:00木沢村・大用地谷川見学
土石流、斜面崩壊現場を歩き、人工林荒廃と土砂災害の関係を知る。講師: 堀川正さん
12:00 森の中で昼食
15:00 解散
  
◆本ツアーは現地集合・現地解散となります。
◆参加費には現地往復分の交通費は含まれておりません。各自で交通手段をご手配下さい。


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