世界各地で起こり続ける戦争や紛争。その背景には「経済のグローバル化」が「戦争と紛争のグローバル化」を誘因しているという事実があります。そこでのアクターはますます見えにくく、複雑化しています。そして「平和構築」「紛争予防」「人道介入」などの言葉とともに、巨額のカネが動き、ビジネス市場化しているのも現実。民族や宗教などの違いや対立が紛争をもたらしているのでしょうか? メディアはそこに生きる人びとの視点からその現実を伝えているのでしょうか? このクラスでは紛争とそれに伴う諸問題を、歴史と現在の国際政治の側面から考え、ともにその解決に向けて考えるクラスです。
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日米安保50年、冷戦後20年、現代紛争の本質はどう変わったのか変わらないのか。多層化する世界の中で、紛争とテロリズムの意味と構造を、極からでなく非極の視座からとらえ直しアフガン以後の世界を俯瞰し、東アジア共同体を展望します。
多くの場合、戦争/紛争では、それを始める者達による情報操作が伴う。ジャーナリズムにおいて最も重要な仕事は、いかに情報操作とたたかい、暴力の歯止めになるかだろう。
アフガン、イラクで対テロ戦争はなぜ失敗したのか。日本は戦争に関与することで何を失ったのか。日本政府と市民がなすべきことは何か。紛争を理解することが平和の鍵です。
紛争地の人々が望むのは「治安の安定」と「雇用」です。それは軍事力では達成できません。私たちは、診療所をつくり、用水路を建設することで、それを実践してきました。
アフリカの紛争はなぜ起こるのでしょうか。植民地化以降アフリカの国家や民族が経験した変化を手がかりに、この問いについて考えます。
異邦の難民キャンプで、占領下で、あるいは完全封鎖のもとで、それでもなお生き続けようとするパレスチナの女性たちの姿を通して、人権と、私たちの責務について考えます。
(23「ドキュメンタリー映画と語ろう!」クラスと合同)
世界経済が回復基調にある中、中国、インドをはじめとした新興経済発展諸国は再び高度経済成長を始め、国内の急増するエネルギー需要を賄うために、資源国に対して政府と国営企業が一体となって、熾烈な資源争奪戦を展開している。そうした国際エネルギー情勢の現状と今後の動向をやさしく解説する。
パレスチナ報道には被害だけではなく、加害者側の論理、実情をも伝える必要がある。さらにそこから日本を含めた他国も内包する“普遍的な問題の本質”を引き出したい。
(23「ドキュメンタリー映画と語ろう!」クラスと合同)
長い膠着状態にある日朝関係。大きな外交問題に発展してしまった拉致問題。解決のためには感情論ではなく、複眼的に日朝の歴史を俯瞰しその中の一つの問題として拉致をとらえていくしかありません。
(17「どうなる!?政権交代後のニッポンの政治」クラスと合同)
平和構築といわれる領域は、「国際社会で話題性あり、ほぼ解決しつつある紛争」だけをとりあげる傾向があります。小規模で慢性的な紛争は「不干渉」を理由に放置されており、そうした紛争に市民はどうかかわることができるのかを考えていきます。
スリランカで2006年から2009年5月までの間に武力紛争で亡くなったり傷を負ったりした人々の数はしれない。同じアジアの日本で、政府も市民社会もそれを止める為に何ができたかを考えると無力感に襲われるが、それでも、この経験の中から何かを学びたい。
自衛隊の将来について、自衛隊が活動しやすいよう改憲すればよいという人もいます。「戦争をしない日本」を誇りに思い、憲法9条の枠内での活動を求める人もいます。あなたは、どう考えますか。
貧困や紛争に直面する国々に対する真の国際平和協 力活動とは何か。自衛隊派兵の是非とは? ODA 政 策のあり方は? 人間の安全保障という考えに基づ き、日本の政治・政策のあるべき姿をお話しいただきます。
「平和」に対する考え方は、僕自身、毎日”揺れて”います。今考えていることは、講義当時に変わっているかもしれません。自分に正直な講義をさせて頂きます。先入観無しのまっさらな状態でおいで下さい。よって、この講義にあたって、僕の著書や参考文献は載せません。
平和は、戦争の双子の兄弟である。昔も今も、軍事力の行使により相手を倒すことが戦争であれば、軍事力の行使により相手を抑圧するのが平和である。