PARC TOP>思想空間>11 .陰謀史観リテラシー ―人・カネ・権力が世界を動かす?
闇の人脈によって動かされる「世界」、権力と金によって支配された「システム」――いつの時代も存在し、人びとの関心をとらえて離さない陰謀説。トンデモ・非科学的と切り捨てる前に、そもそもなぜ陰謀説が主張されるのか、また、なぜ陰謀説は批判されるのか、その歴史的・社会的・文化的背景を大きく捉え、陰謀説の真偽を見抜く“眼”を養いましょう。このクラスでは様々な陰謀説をトピックにして、歴史・社会を動かす複雑な要因をときほぐし、政治・経済を動かすパワーゲームを解読し、分析力と想像力を駆使しながら物事の本質に接近する方法を学びます。あっと驚く珍説・奇説に出会っても大らかに受けとめ、参加者・講師ともに議論していきましょう。
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ユダヤ資本、秘密結社、スパイ組織、時によっては宇宙人までもが登場する、陰謀史観。なぜ私たちは陰謀史観に惹かれるのか、その心理を、村上春樹や庵野秀明の作品を題材にして考えます。
冷戦時代の陰謀史観でよく使われたのは、米国CIAとソ連KGBのスパイ合戦だった。だがソ連は崩壊し、米国も情報公開法によって、ゾルゲ事件についても新資料が次々に現れてきている。
ユダヤ系金融資本が世界を支配しているなどと噂されていますが、果たしてユダヤ民族の政治的・経済的実力とはどの程度のものなのか、客観的に測定してみよう、というテーマでお話いただく予定です。
conspiracyを「陰謀」と訳したことにすべての間違いがある!何らかの権力者やエリートの表に出ない「話し合い」によって世界が動くのは当たり前のことだ。無論、私たちは「世界を動かす意思決定者たち」が考えているのか、その頭の中まで覘くことはできない。しかし、世界が今後どのように動くのか「仮説」を立てて予測することは可能だ。本講義ではダボス会議などの 国際会議に集まるエリートたちの世界シナリオを歴史を振り返りながら紹介、皆さんと今後の世界がどうなるかをともに考える。
一神教世界の終末観の変遷と、それがネオリベラリズムの中でどのように展開しているかについて、比較文化の視点から陰謀論と終末論を考察、21世紀における信仰と情報と懐疑の関係を探ります。
蒋介石の国民党と日本が対立したのは中国共産党の陰謀であり、太平洋戦争はルーズベルトを操ったソ連の陰謀であるとする、保守論壇で語られる陰謀説を、歴史学的に検証していただく予定です。
三鷹事件・松川事件とともに「三大謀略」とされる下山事件。だがそれは本当に謀略だったのか。この問題に全力で取り組んだ故・佐藤一さんの仕事に基づき、論じたい。
アメリカ国民は国のはじまりから『平等』で、その結果お互いが孤立し、他人が何を考えているのか分からなくなった。そこで世論調査が必要になった。しかし、世論調査で余計惑わされた国民の間には、「連邦政府が自分達の平等の権利を奪おうとしている」といった陰謀史観が定着し、2009年の大不況の中で初めて黒人大統領が登場して以来、白人の間でますます広がってきている。陰謀史観にとらわれた人びとが開くティーパーティーを軸に、11月の中間選挙直前の状況も含め て語りたい。
表と裏が権力、ヒト、カネでつながっていることを経済事件史で検証。バブル時代の住銀・イトマン事件、規制緩和と株式市場の賭博場化からJAL墜落まで。
9.11は、イスラム原理主義者による反乱なのか、アメリカ政府による自作自演なのか。マスコミからネットまで、双方の主張が飛び交う「情報戦」として、9.11を捉え返すお話をしていただく予定です。
陰謀史観は迷妄か真実か、はたまた1つの解釈か。陰謀史観を通して見えてきた現代世界の姿と、その世界を解読する方法について、参加者の皆さんと議論してみたいと思います。