PARC TOP社会の学校13.日米安保50年!

13.日米安保50年!
ーアジアと日本の未来を構想する

日本の外交の基軸である「日米同盟」。2010年、その根幹である日米安保条約締結から50年を迎えます。郵政民営化、労働者派遣法改正、農産物の市場開放、金融ビッグバン、後期高齢者医療制度――。軍事だけにとどまらず、私たちの暮らしにも深く関わっているこの同盟。なぜアメリカとの関係はここまで重要視されてきたのでしょう? この「安全保障」の枠組みは、いまもなお必要とされているのでしょう? 経済、アジア、基地、核、憲法など、さまざまな切り口から日米同盟を検証し、アメリカから離れた、日本とアジアの未来を構想します。

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講座の内容
・2010年5月〜12月
・基本的に隔週月曜日 19:00〜21:00
・全14回/定員30名
・受講料38,000円
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日程

5月10日
★オリエンテーション 
私たちの暮らしと日米同盟
■佐久間智子(PARC理事)

日米同盟は、私たちの暮らしを大きく規定してきました。日米間の経済協力を義務づけている安保条約が、日本の社会・経済政策にどう影響してきたのか。身近な例から考えます。

13-1
5月24日
★アメリカ化がもたらした経済社会の危機
―克服の方途は!
■田村正勝(早稲田大学社会科学総合学術院教授/日本経済復興協会理事長)

アメリカ流の経済が格差社会をもたらし、人々の心と身体を蝕み破壊している。さらに、これが経済そのものを行き詰らせた。その実態と、これを克服する方途を探る。

13-2
6月7日
★なぜ日本人はパンを食べるようになったのか
■大野和興(農業ジャーナリスト)

日米安保は単なる軍事同盟ではなく、そこに含まれる経済条項はこの列島の隅々まで、米国の影響を行き渡らせています。その一つが自給率40%にまで落ち込んだ食、その食を支える農の実態です。

13-3
6月21日
★主権在米経済
■小林興起(衆議院議員)

何も知らされず、誰も知らないうちに国民のお金はアメリカのものになることが決まった。それが「郵政民営化」の真実であった。なぜ、マスコミはこのことを伝えず、政治家も官僚も国民を欺いたのか? 私は政治家としての使命を全うする為に闘った。

13-4
7月12日
★安保条約の成立と「天皇外交」
■豊下楢彦(関西学院大学教員)

昭和天皇は「象徴天皇」となって以降も、戦後日本の安 全保障の基本枠組みを形成するために積極的な活動を展開しました。その「天皇外交」について具体的にお話をします。

13-5
7月26日
★アジアの核と安全保障
■田巻一彦(ピースデポ副代表)

「50年目」の今年を「核兵器のない世界」に向かう最初の年にするためにともに考えたい。核はいかにして日米安保とともにあったのか、今あるのか、そして明日は…。

13-6
9月6日
★朝鮮戦争、ベトナム戦争と日本
■道場親信(和光大学教員)

アメリカがアジアで行なった戦争(朝鮮・ベトナム戦争)を支えたのは在日(在沖)米軍基地だった。日本社会を「戦争機械」に組み込んだ安保体制とこれに抵抗する運動についてお話しする予定です。

13-7
9月27日
★冷戦と中国
■丸川哲史(明治大学教員)

冷戦は通常、米ソの二項対立で想起されがちですが、中国が大きな第三項として存在していました。東アジアの今後を考える上でも、冷戦にとっての中国、中国にとっての冷戦を知ることは必要です。

13-8
10月25日
★東アジアの軍事情勢と在日米軍の存在
■田岡俊次(軍事ジャーナリスト)

健康を保つためには病気の知識が必要なのと同様、平和を考えるには軍事情勢を知らねばならない。できる限り客観的データに基付き、日本と周辺の軍事情勢を見てみよう。

13-9
11月8日
★「日米同盟の正体」と東アジアの安全保障
■孫崎 享(元外務省国際情報局長)

日本の安全保障は今、岐路にある。日米同盟は変質し米国は在日米軍基地、自衛隊を米国の世界戦略に使う動きを活発化させている。中国の動き、日本に軍事的オプションがあるかを考えて見たい。

13-10
10/9(土)〜10/11(月・祝) 2泊3日

★沖縄県を訪ねる
沖縄に「平和・基地・安保」を押し付けない処方箋

■【案内人】:又吉京子(沖縄キリスト教センター館長代行/一坪反戦地主会員/「カマドゥー小(ぐぅわ)たちの集い」メンバー)

13-11-1

歩いて・見て・自分の足元を考える。沖縄に「来ると」考えられるといわれる「平和・基地・安保」を、自分の住む町で考え行動するヒントを見つけるツアー。


★沖縄にこだわっているのはだれだ
■屋良朝博(沖縄タイムス社論説兼編集委員)

13-11-2

沖縄になぜ米軍が駐留しているのでしょうか。当たり前の疑問ですが、日本ではあまり議論されません。なぜそうなっているのか、考えるきかっけにしてはいかがでしょうか。


★沖縄から安保を考える
■ダグラス・ラミス(沖縄国際大学講師)

13-11-3

沖縄は「太平洋の要石」だといわれているが、地理的にはそうではないということは、地図をみればわかる。しかし、日本の政治意識の中で、要石になっているかもしれない。それはどのアーチを支えているか、抜いたらなにが落ちてくるかを考えたい。

11月15日
★基地をグアムに押しつければ問題解決?
―ミクロネシアと日本との関係から見えてくること
■今泉裕美子(法政大学国際文化学部教員)

マリアナ諸島のチャモロは、日本が1914年にグアム以北のマリアナ諸島を統治下に置いたことで「分断」されました。普天間基地移設問題を、日本の安全保障のためにミクロネシアが犠牲を強いられてきた歴史から考えます。

13-12
12月6日
★巻き込まれる側の責任として憲法を使う
■上原公子(前国立市長)

「国立市平和都市宣言」を行った前国立市長の上原さんをお招きし、人間や暮らしを真ん中に据えた「平和」についてお話しいただきます。

13-13
12月20日
★東アジアの民衆連帯へ
―戦後日米関係を巻き戻すなかで
■武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所運営委員)

戦後日本において、明治の福沢諭吉の「脱亜入欧」に当たるものが「日米同盟」であ ったと考えるなら、日米安保関係を根本的に変えていく展望は、近隣アジアとの民衆レベルのオルタナティブな関係づくりにかかっている。簡単ではないが、大きいチャレンジである。

13-14


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