PARC TOP社会の学校15.社会的企業―仕事をとおして社会を変える!

15.社会的企業
   ―仕事をとおして社会を変える!

地球規模の環境問題や社会問題に、人びとの注目が集まっています。そして、それに呼応するかのように、「社会的企業」という概念や実践が注目を集めるようになってきました。個人の利益をこえ、コミュニティの利益を目標として活動する社会的企業の姿勢を通して、私たちは、人間の幸福のあり方、そして生きがいや働きがいといったごく身近な自分自身の価値観についても、静かに問い直しをはじめています。このクラスでは多くの実践をとおして、社会的企業の活動やその経営・運営のむずかしさ、求められる支援のあり方について、理論点にも学んでいきます。

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講座の内容
・2010年5月〜12月
・基本的に隔週火曜日19:00-21:00
・全14回/定員30名
・受講料38,000円
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日程

5月11日
★オリエンテーション―「社会的企業」って何だ!?
■藤井敦史(立教大学コミュニティ福祉学部教授)

社会的企業という言葉は、現在、様々な意味合いで語られています。初回のこの授業では、社会的企業が、米国・欧州・日本で、どのように語られてきたのか見取り図を提示します。

15-1
5月25日
★ともに働く・ともに生きる
―連帯社会をつくるために
■斎藤縣三(NPO法人共同連事務局長/NPO法人わっぱの会代表)

障害ある人ない人が共に働き共にくらすわっぱの会をつくり始め39年。今、格差と競争が強まる社会に対し、相互扶助・連帯の「社会的事業所」づくりを提起する。

15-2
6月8日
★障がい者福祉の現場から
―アート活動支援を通して
■中谷徳宏(社会福祉法人湘南福祉センター工房絵)

障がい者の自立や社会参加を推進しようとする社会動向の中、彼らの表現活動に着目し、支援を行う企業が増えています。活動現場の報告から、支援の際の課題について考えます。

14-3
6月19日(土)午後
★東京都杉並区高円寺を訪問する
路上へはみだそう! 若者の仕事づくりと文化発信拠点
■松本哉(素人の乱5号店店主)

高円寺・阿佐ヶ谷に様々なお店(古道具屋、古着屋、居酒屋、カフェなど)を開いている素人の乱を訪問します。時には路上で鍋をやったり、デモをやったり…と、若者の文化発信の拠点として地域の商店街からも親しまれる場の魅力を体験します。

15-4
7月6日(予定)
★農村女性たちの小さくて元気なビジネス(仮)
―全国に広がる助け合い・協働の事業
■根岸久子(社団法人JA総合研究所)

グローバル化の進展で、農業・農村は、今や崖っぷちに立たされています。そのなかで、地域で必要とされている仕事を起こし、地域の暮らしを支えている女性たちがいます。

15-5
7月10日(土)〜12日(月)2泊3日

★大阪・京都を訪ねる


大阪・ホームレス支援の現場と社会的企業
地域の金融にできること―社会的金融の未来


■法橋 聡(近畿労働金庫地域共生推進室室長)

15-6-1

グローバリズムの牙が個人を直撃する時代。排除に向き合いながら、地域に具体的なしごとを起こす社会的企業が登場しつつあります。これら担い手を支える社会的金融を考えます。


市民による市民のためのラジオ局
「京都三条ラジオカフェ」で番組をつくろう!


■松岡千鶴(NPO法人京都コミュニティ放送理事・放送局次長)

15-6-2

今、メディアの現状は日々変化しています。私達は情報の受け手であるだけでなく気軽に情報発信できる時代になりました。番組を通じてあなたの思いを伝えてみませんか。

9月4日(土)
★神奈川県横浜市を訪問する
地域で「医・衣・職・食・住」のセーフティネットをつくる
―ホームレス支援の現場から
NPO法人さなぎ達

当日は寿地区および「さなぎ達」の歴史や活動内容を中心に話をし、実際の現場の様子を見ていただきたいと考えています。この機会に寿町、「さなぎ達」の活動に触れてみませんか?

15-7
9月21日
アジアと日本の社会的企業
─グローバルな連帯経済のネットワークに向けて
■内田聖子(PARC事務局長)

2007年からアジアレベルの「連帯経済」ネットワーク形成に向けての運動が広がっています。連帯経済とは利潤ではなく人間を中心とした助け合いの小さな経済活動の総称。その中でも鍵となる「社会的企業」がアジアでどのように広がっているかを紹介します。

14-8
10月2日(土)
★埼玉県深谷市を訪問する
豆腐づくりから福祉事業まで―女性たちのワーカーズコープが地域を変えた
■岡元かつ子(ワーカーズコープセンター事業団本部地域福祉事業部推進部長・副理事長)

ワーカーズコープとは、働く人自身が資金と知恵を出し合い、社会的に必要な仕事をおこし、共に運営し、人と地域に役立つ仕事をおこす事業体・協同組合です。

15-9
10月19日
★みんなで語る「社会的企業」って何だ!?
―現場訪問と調査の結果を見てみよう!
■コーディネーター:内田聖子(PARC事務局長)
■コメンテーター:藤井敦史(立教大学コミュニティ福祉学部准教授)

この回では、これまで訪問した各現場の実践にふれてみた感想や報告などを素材にして、社会的企業の原則や運営のあり方、さらには私自身が社会的企業を見極める目をどのようにもつかを受講生で議論します。みんなで楽しく語りましょう。

11月2日
★協同組合のインフラ・システムを社会的企業に活かす
―相互扶助で暮らしの課題を事業化する
■志波早苗(パルシステム生活協同組合連合会運営本部運営室スタッフ)

協同組合は、日々の暮らしの中で人々が助け合うために生まれた相互扶助の組織です。その事業ボリュームと様々なインフラとの協働で、実現できる事は数限りなくあります。

15-11
11月16日
★なぜ日本では社会的企業が育たない?
―人材・お金・中間支援組織を切り口に
■岡田百合子(NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会専務理事)

27年前に神奈川でから誕生したワーカーズ・コレクティブ。社会的企業のひとつでもあるワーカーズ・コレクティブを通して社会的企業が置かれている現状を捉え課題を考えます。

15-12
11月30日
★ヨーロッパにおける社会的金融
―社会的企業への融資
■重頭ユカリ(農林中金総合研究所主任研究員)

ヨーロッパでは社会的企業の発展とともに,社会的企業と利用者の媒介役となる社会的金融も発展しています。ここでは特にソーシャルバンクをとりあげます。

15-13
12月14日
★「社会的企業」にとっての「成功」とは?
―社会的企業の評価について考える
■塚本一郎(明治大学経営学部教授)

社会的企業は社会的価値と経済的価値の統合を追求するハイブリッド組織であるという認識から、社会的企業の社会的インパクト評価に関する課題について考えます。

15-14


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