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【2017年5月6日-7日】アジア太平洋リサーチネットワーク(APRN)総会記念シンポジウム
軍事化・軍国主義への抵抗と人びとによる民主主義の構築


アジア太平洋地域は世界でもっとも軍事化が進行している地域です。軍事支出の拡大と合わせて、武器輸入量も年々成長しています。これには「イスラム国」の台頭や、米国の軍産複合体の思惑も間違いなくかかわっていますが、それだけではありません。

新自由主義経済が資源と有効需要の限界を迎える中で、資源確保、農地収奪のため、そして国家を超える規模に成長し「Too Big to Fail(破たんさせるにはあまりに大きすぎる規模)」になってしまった大企業の利権を保証するために過剰なまでの警備や抵抗する人びとへの弾圧が行なわれているのです。そしてそのために警察・警備機構の強化、軍の出動頻度の増加、そして自国の民に対する暴力の正当化が行われるに至っています。この傾向、いわばアジア太平洋地域に忍び寄る軍国主義こそがアジア太平洋地域の軍事化を推し進めているものと言えるでしょう。

日本においても沖縄での米軍オスプレイパッド建設や辺野古の埋め立てに抵抗する人びとへの弾圧が国策として正当化され、山城博治氏らは国家権力の暴力のもとに逮捕・起訴されています。また、2016年の安保法制、昨今の「共謀罪」の動向など国政の現場ではさらなる軍国主義への傾倒が進んでいます。

しかし、日本にも抵抗する人びとがいるように、世界にも軍国主義に抵抗し、真に民主的な意思決定を求めて立ち向かっている人びとが大勢います。今日、これら軍事化・軍国主義への抵抗を続ける人びとから学び、構造的暴力にあらがう人びとの国際的な運動と連帯を強めるために国際NGOネットワークであるアジア太平洋リサーチネットワーク(APRN)ではアジア共同行動・日本連絡会議(AWC)、日本国際法律家協会(JALISA)、特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)、Asia Pacific Mission for Migrants(APMM)などの現地組織との協力のもとに国際会議を開催します。

アジア太平洋地域から参加する約40名の活動家らと一緒に現代社会のうねりに抵抗し、あるべきアジア太平洋地域の連帯の姿を描きましょう。

みなさんのご参加をお待ちしています。



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日 時:2017年5月6日(土)9:30〜19:00(開場9:00)、2017年5月7日(日)9:00〜12:00

参加費:500円 ※予約優先(定員60名)

会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 セミナーホール417
※会場地図はこちら
小田急線 各駅停車 参宮橋駅 下車 徒歩約7分

【プログラム】
<プログラム(予定/敬称略)>
【5月6日(土)】
9:00-9:30 受付

9:30-10:00 主催者、日本側実行委より開会のあいさつ

10:00-11:15 基調講演-軍事化、戦争と民主主義の政治経済
報告者:
-ミシェル・チョスドフスキー(グローバル・リサーチ・センター創設者)/依頼中
-シンシア・マッキニー(元米国上院議員、2008年緑の党選出大統領候補者)
-飯島滋明(憲法学者/名古屋学院大学教授)
-マリア・テレサ・ネラ・ローロン(APRN議長)

11:15-11:30 休憩

11:30-12:30 地域別パネル報告-軍事化の地域的状況
パネリスト:
-(東アジア)杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)
-(西アジア/北アフリカ)
アブドゥル・ハサン・アル・ジャージャ(自然保護のためのアラブグループ)
-(東南アジア)チャム・ペレズ(女性資料センター)
-(南アジア)アズラ・サイード(公正の根)
-(太平洋地域)スー・ブラッドフォード(アオテアロア経済社会研究所)/依頼中
司会:マリア・テレサ・ネラ・ローロン(APRN議長)

12:30-13:30 休憩

13:30-14:30 パネル・ディスカッション-日本に焦点を当てて
-猿田佐世(新外交イニシアティブ事務局長)
-糸数慶子(参議院議員・無所属)
-他/依頼中

13:00-14:00 休憩

14:30-15:30 テーマ別パネル報告-軍事化・紛争のインパクト
-(移住者と難民)ザウ・ミン・トゥット(ロヒンギャ提言ネットワーク)
-(先住民族)ジェーン・リンバワン(コルディレラ開発プログラム・センター)
-(女性と紛争)/依頼中
-(食料主権と資源収奪)/依頼中
司会:ラモン・ブルトロン(APMM)

15:30-17:00 テーマ別分科会 第一部
-軍事化と貿易のリンケージ
-移住と軍事化
-軍事化・紛争に抵抗する女性たち

17:00-18:30 テーマ別分科会 第二部
-環境/気候変動と紛争
-SDGs目標16と平和的包摂的社会
-アジア太平洋地域の軍事基地

18:30-19:00 分科会報告と振り返り

19:30-21:30 交流会+ゲストトーク
-ミキュン・チャ(アジア文化教育研究所)
-アグネス・ヴィマラ(インド・タミル・ナドゥ女性フォーラム)
-アミラ・リダサン(フィリピンSANDUGOネットワーク)

【5月7日(日)】
8:30-9:00 受付

9:00-9:30 二日目開会講演
-アズラ・サイード(公正の根)

9:30-10:15 会議文書の提案・締結

10:15-10:30 休憩

10:30-11:30 まとめ全体会
報告者:
-笹本潤(国際法律家協会/JALISA)
-アントニオ・トゥーハン(IBONインターナショナル)

11:30-12:00 閉会挨拶

(他、特別ゲスト依頼中)

※満席となった場合、予約を優先させていただきます。

また、遠方からのご参加で、宿泊の手配をご希望の方は宿泊希望日を申込時のご要望に追記するようお願いいたします。なお、ご要望いただいても満室のために宿泊が手配できない場合もございますことをあらかじめご了承ください。

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◆主催◆
アジア太平洋リサーチネットワーク/Asia Pacific Research Network(APRN)
※APRNとは
1997年に設立された国際的なNGOネットワーク。政府・国際機関の調査方法・結果に寄らないオルタナティブ調査研究を行い、草の根の視点を制作に活かすために活動するNGOの連合体。調査過程を通して市民教育・エンパワーをとりわけ調査方法の確立と知識の共有・活用の分野で展開する。現在アジア太平洋地域に52のメンバー団体を有し、軍事化、自由貿易協定の負の影響、気候変動によって影響される社会的弱者を切り口に国際的な調査提言活動を実施。

◆協力◆ アジア共同行動・日本連絡会議(AWC)/日本国際法律家協会(JALISA)/特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター(PARC)/Asia Pacific Mission for Migrants(APMM)

◆お問い合せ◆ NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455
E-mail :office@parc-jp.org
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