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PARC自由学校オープン講座

グローバル経済と民主主義の行方
―多国間主義の危機、米中貿易戦争・日米FTA、そして日本の進路とは?



米中貿易戦争や英国のEU離脱問題、各国の排外主義政策や右派政党の台頭を指して、世界中で「保護主義が台頭している」と言われ続けています。多国間主義は崩れ、トランプ以後の世界経済はますます不安定化している一方、次なる世界経済の危機も懸念されています。
こうした中、日本政府はどの国よりも熱心に自由貿易を推進し、また国内でも労働分野をはじめ様々な規制緩和を推し進め、公共的な政策を次々と後退させてきました。しかし他方、米国からの要求に応じ、日米貿易協定(FTA)をわずか半年で妥結した結果は米国の大勝利に終わりました。同協定はWTOにも違反していると見られ、日本の政策の矛盾と一貫性のなさが他国から非難されてもおかしくありません。
先行きを見通すことが困難となったこれら問題の背景として、グローバリズムが民主主義を空洞化させ、国内の利害調整が機能せず、国際政治・社会そして人々の間に深刻な歪みと分断を引き起こしたことをふまえる必要があると、経済思想が専門の柴山桂太さんは指摘します。マスメディアでは、ナショナリズム(保護主義)とグローバリズム(自由貿易)という単純な構図が語られますが、事態はそれほど単純ではありません。
グローバリゼーションと国家主権、民主主義、ナショナリズムに関して、世界で何が起こっているのか、これからどうなるのか、世界で起こる様々な反グローバリゼーションの動きなども押さえながら、私たちがめざすべき社会のあり方を考えます。

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日 時:2019年11月26日(火)18:45〜20:45 開場18:15

会 場:連合会館 2F 201会議室 ※会場地図はこちら

参加費:1,000円

講師:柴山桂太さん(京都大学准教授)

コーディネーター:内田聖子(PARC共同代表)

講師プロフィール


柴山桂太さん

京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は経済思想。主な著書にグローバル化の終焉を予見した『静かなる大恐慌』(集英社新書)、エマニュエル・トッドとの共著『グローバリズムが世界を滅ぼす』(文春新書)など多数。



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