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アジア太平洋資料センター(PARC)は、アジアの市民団体や研究者とのネットワークを活かして、エビやバナナ、水や100円ショップ、バイオ燃料など私たちの身近な題材を切り口に、30本以上の作品を制作してきました。これらの作品は、全国の高校、大学、開発教育の現場での環境・開発・国際理解教育の教材として活用されています。

すべての生き物の命は、自然の巧みな循環に支えられています。更新を繰り返す森、微生物が分解した栄養分を運ぶ川、その水が育む稲や汽水域のプランクトン、プランクトンを食物連鎖の底辺として命をつなぐ魚や貝――。
しかし、この循環は断ち切られてきました。干潟を埋めて建てられた工場、川や海を固めたコンクリート、流れをせき止めるダムや堰――。時代はそれを「開発」と呼びました。林業にも、農業にも生産性と効率の論理が持ち込まれていきました。
この作品では、岩手・岩泉、一ノ関・室根、四国・吉野川流域の森と農村、宮城・気仙沼の海、東京湾にのこった干潟・三番瀬を取材。自然とともに生きている人びとの声に耳を傾けながら、自然の循環の中に人間の営みをどう位置づけていくのかを考えます。
定価 本体8,000円+税(図書館価格:本体16,000円+税)

魚や貝、海藻など、海の恵みは、古くから私たちの食卓を支えてきました。しかし今、水産資源の枯渇が世界中で懸念されています。
この作品では、資源を利用しながら守っている人びとの具体的なとりくみを各地に取材しました。資源を奪いつくす大規模な漁業と、それを必要とする流通・消費の仕組みについても分析。海に生きる人びとと、私たちの食卓とのつながりを知り、自然がもたらす恵みと持続的につきあっていく方法を考えます。
海辺の集落が、入会として磯を管理してきた慣習についてや、その慣習が生かされた日本の漁業権についても解説。海のコモンズの学習ビデオとしてもおすすめです。
定価 本体8,000円+税(図書館価格:本体12,000円+税)
英語版も完成しました!!